口腔外科について

口腔外科では、顎骨・顎関節・舌・口唇・頬の内側の粘膜・唾液腺など、お口とその周囲に関連する疾患の治療を行います。また、親知らず・良性腫瘍・悪性腫瘍(口腔がん)・顎変形症・外傷など、手術が必要な治療にも対応可能です。
口腔外科認定医が対応
当院では月1回、熊本大学病院 歯科口腔外科を担当する、口腔外科認定医の歯科医師をお呼びしております。顎関節の違和感や顎関節症の治療、口腔粘膜疾患などの検査・診断、親知らずの抜歯などが可能ですので、まずはご相談ください。
口腔外科では、顎骨・顎関節・舌・口唇・頬の内側の粘膜・唾液腺など、お口とその周囲に関連する疾患の治療を行います。また、親知らず・良性腫瘍・悪性腫瘍(口腔がん)・顎変形症・外傷など、手術が必要な治療にも対応可能です。
当院では月1回、熊本大学病院 歯科口腔外科を担当する、口腔外科認定医の歯科医師をお呼びしております。顎関節の違和感や顎関節症の治療、口腔粘膜疾患などの検査・診断、親知らずの抜歯などが可能ですので、まずはご相談ください。
顎関節症とは、骨より軟らかい関節円板という組織がずれてしまい、関節の動きを妨げている状態です。また、咀嚼筋にも過度の負荷がかかり、痛みを引き起こす恐れもあります。
「口を開けたときにこめかみからカクカクと音が鳴る」「顎や口の周りが痛い」などの症状は、顎関節症の可能性が考えられます。顎関節症の原因の多くは、関節円板や咀嚼筋によるものです。当院では、検査から明らかになった原因に合わせた治療を提供し、症状の改善を一緒にめざしていきます。
前歯から数えて8番目、最も奥に生える歯が親知らずです。正式名称は第三大臼歯ですが、智歯と呼ばれることもあります。
親知らずは10代後半から作られはじめ、20代前後にかけて生えてきます。しかし、退化傾向にあるため、なかには親知らずが存在しなかったり、上下左右に4本揃わなかったりする可能性もあるのです。生え方によっては虫歯や歯茎の炎症、周囲の歯にも悪影響を及ぼす恐れがあり、抜歯が必要になるケースが多くみられます。
奥歯のさらに奥に生える親知らずは、歯ブラシが届かずに清掃が不十分になりやすく、虫歯リスクを高めます。また、斜めや横向きに生えていると、手前の歯(第二大臼歯)との間に食べかすが溜まりやすく、むし歯を引き起こす原因になります。
完全に生えきっていない親知らずは磨きにくく、親知らずの周囲に食べかすが溜まりやすい状態になります。歯肉への刺激が続くと炎症を引き起こし、智歯周囲炎による痛みや腫れなどにつながります。智歯周囲炎は数か月単位の周期で再発するケースも多く、注意が必要です。
親知らずが斜めや横向きに生えると、手前の歯を押し出すような状態になり、前歯の歯並びを乱す恐れがあります。
親知らずの生え方による影響や磨き残しの多さが目立つと、虫歯や歯周病、智歯周囲炎などのさまざまな悪影響を引き起こします。症例によっては、抜歯が必要です。
当院では口腔外科認定医のドクターが治療を担当いたします。歯科用CTを用いた検査でお口の中の様子を分析し、安全性に注意した治療に努めております。また、抜歯後のケアもサポートしておりますので、どうぞご安心ください。
舌・歯肉・口唇・頬・口蓋を覆う軟組織を「口腔粘膜」といいます。そして、口腔粘膜に生じる疾患の総称が「口腔粘膜疾患」です。口腔内は感覚が鋭く、粘膜の異常や舌の痛みに対して、異常を感じやすいことが特徴です。症状もさまざまで、口腔内のみに現れる疾患、別の病気が口腔粘膜に悪影響を及ぼすケースもみられます。なかには、歯の詰め物や入れ歯で粘膜が傷つくと、細菌が繁殖しやすい状態になります。
症例によっては重症化するリスクもあるため、早期発見・早期治療が大切です。少しでも違和感にお気づきの際は、できるだけ早く当院にご相談ください。